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恋の単位をあげよう(前:ケンティーのいる星に生まれた)

あなたという沼にハマったみたい。

学校でひとりぼっちでも私にはジャニーズがいるから生きていける

日常 ジャニーズ

私はいつもひとりだ。
いじめられていてハブられているわけではない。いじめたくても、いじめるような個性もないんだと思う。

なぜ私がひとりなのかというと、「クラスに私の居場所はない」と感じたからだ。だから私は、クラスに友達を作らず、ひとりになることを選んだ。それから私は、なるべく目立たないように、ひっそり息をして、教室の自分の席に座っている。
ひとりでいる私は、よく考えることがある。それは、「価値のある人間なのか」ということだ。私は天才的に勉強ができるわけでもないし、音楽的センスもなければ、絵が上手く描けるわけでもない。私にはなにもない。なにもないけど、生きている。


大好きなジャニーズがいるからだ。

私は家にいるときがいちばん安心する。家族にだけ、本当の私を見せられる。ジャニーズが好きな私を。そしてテレビには大好きなジャニーズが映る。Sexy Zoneが、中島健人が映る。AOKIの、15秒のCMが流れだけで幸せになる。毎週水曜日、少クラを観る。歌って踊っている彼らを観る。あと2日、頑張ろうと思える。
自分の部屋に入れば、机の一番上の本棚に、ライブのDVDが置いてある。DVDプレイヤーやパソコンで再生する。この曲の演出が好きだとか、この曲のダンスが好きだとか、ぶつぶつ言いながら観る。好きなところは何度もリピートする。そして本棚には、雑誌を解体してまとめたファイルがある。ぺらぺらめくって、懐かしさに浸る。
鍵のついた引き出しには、グッズが大事にしまってある。一度もビニールから出していないクリアファイル。もったいなくて使えないメモ帳。次のツアーのグッズは、どんなデザインになるんだろうなあって勝手に想像してみたりする。
スマートフォンには、取り込んだ曲が入ってある。イヤホンをし、音量を少し大きくして聴く。好きな曲は何度も聴く。普通に聴くのに飽きたら、ライブ会場にいるように聴けるアプリを使う。ライブを思い出して、懐かしくなって、思わず泣いたりすることもある。
次のライブのためにお金を貯める。そして当たれば、人生で一番嬉しい気持ちになる。大好きな人たちに会うから、ダイエットして痩せてみる。奮発して、普段絶対に着ないような、可愛い服を買ってみたりもする。


ジャニーズいるから、私は生きていける。私の希望だ。ジャニーズに私は生かされている。それかもしくは、ジャニーズのために生きているのかもしれない。





結局、私は何が言いたいのかというと、好きなものがあれば、生きる希望が持てて、生きていけるということだ。
だから、もし私と同じように、ひとりぼっちの人がいたら、何かひとつ好きなものを見つけて、そのために生きるぞ!と思うくらいに夢中になって、とにかく、生きて、生きてほしいのです。